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■ 正解
6(分液操作①:ウ、②:イ、③:ア)
■ 解説
● 各化合物の性質
- A:メトキシベンゼン(中性) → どの操作でもエーテル層に残る
- B:安息香酸(酸性) → NaHCO₃・NaOH で塩になり水層へ
- C:アニリン(塩基性) → HCl で塩になり水層へ
- D:フェノール(弱酸性) → NaOH でのみ塩になり水層へ
● 条件「分液操作②の水層に D の塩が含まれる」からの確定
D(フェノール)が塩になるのは強塩基 NaOH(イ)のみ。 したがって、分液操作②=イ が確定。
● 分液操作①:まず B(安息香酸)だけを除く → ウ(NaHCO₃)
NaHCO₃(ウ)はカルボン酸だけを選択的に塩にする。 フェノール(D)は塩にならないため、A・C・D はエーテル層に残る。
● 分液操作②:残った D を除く → イ(NaOH)
NaOH(イ)はフェノール(D)をフェノキシドにして水層へ移す。 問題文の条件と一致。
● 分液操作③:残った C を除く → ア(HCl)
HCl(ア)はアニリン(C)を塩にして水層へ移す。 最後にエーテル層に残るのは中性の A。
■ 分離の流れまとめ
- ① ウ(NaHCO₃):B が水層へ
- ② イ(NaOH):D が水層へ
- ③ ア(HCl):C が水層へ
- 最終的にエーテル層に残る:A
■ 選択肢の検討
- 1:②がイで良いが、①アではCが先に抜けてしまう → 不適
- 2:②がウなので条件と不一致
- 3:②がウなので不一致
- 4:②がアなので不一致
- 5:②がアなので不一致
- 6:①ウ → ②イ → ③ア が条件を完全に満たす
■ ポイント整理
- NaHCO₃:カルボン酸だけを塩にする(B)
- NaOH:酸性基全般を塩にする(B・D)
- HCl:アミンを塩にする(C)
- 中性化合物(A)は常にエーテル層
- ②で D が水層 → 分液操作②=NaOH が必須
