第110回薬剤師国家試験 問12 プリン体の最終代謝産物

解答・解説

■ 正解

5 尿酸

■ 解説

● プリン塩基の最終代謝産物は尿酸

プリン塩基には アデニングアニン があり、DNA・RNA の構成成分として重要である。
ヒトでは、これらプリン塩基の代謝が進むと、最終的に 尿酸 が生成される。

● プリン代謝の流れ

アデニン・グアニン → ヒポキサンチン → キサンチン → 尿酸

尿酸はヒトではさらに分解されないため、血中に蓄積しやすい。

● 選択肢の構造について

選択肢の構造を整理すると以下の通り。

■ 選択肢ごとの解説

1 ヒポキサンチン:誤り
プリン代謝の中間産物であり、最終産物ではない。

2 グアニン:誤り
プリン塩基そのもの。DNA・RNA の構成成分。

3 アデニン:誤り
プリン塩基そのもの。DNA・RNA の構成成分。

4 キサンチン:誤り
尿酸の前段階の代謝物。

5 尿酸:正しい
プリン塩基の最終代謝産物。ヒトではこれ以上分解されない。

■ ポイント整理

  • プリン塩基=アデニン・グアニン
  • 最終代謝産物は 尿酸
  • ヒポキサンチン・キサンチンは中間代謝物
  • 尿酸はヒトでは分解酵素(ウリカーゼ)がないため蓄積しやすい

■ 関連知識

鳥類や爬虫類は尿酸を排泄物として利用している

尿酸値が高いと痛風の原因になる

プリン体の摂取過多で尿酸値が上昇することがある

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