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■ 正解
4(中性アミノ酸トランスポーター LAT1)
■ 解説
提示された構造式はL-DOPA(レボドパ)である。 L-DOPA は血液脳関門(BBB)を通過して脳内へ移行し、ドパミンに変換される。
BBB は脂溶性物質以外は通しにくいが、L-DOPA はアミノ酸骨格を持つため、中性アミノ酸トランスポーター(LAT1)を利用して脳内へ取り込まれる。
LAT1 は、ロイシン・フェニルアラニンなどの大型中性アミノ酸を輸送するトランスポーターで、 L-DOPA もその基質として扱われる。
■ LAT1 の特徴(国家試験で狙われる点)
- 血液脳関門に高発現
- 大型中性アミノ酸を輸送
- L-DOPA は LAT1 を利用して脳内へ移行
- 食事中のアミノ酸と競合 → 食後に効果が低下する理由
■ 各選択肢の検討
● 1:P-糖タンパク質(誤)
薬物排出トランスポーター。L-DOPA の脳移行には関与しない。
● 2:OCT2(誤)
有機カチオントランスポーター。主に腎での排泄に関与。
● 3:OAT3(誤)
有機アニオントランスポーター。こちらも腎での排泄に関与。
● 4:LAT1(正)
大型中性アミノ酸トランスポーター。 L-DOPA の脳内移行に必須。
● 5:GLUT1(誤)
グルコース輸送体。糖輸送であり、L-DOPA とは無関係。
■ まとめ
- 構造式は L-DOPA。
- L-DOPA はLAT1(中性アミノ酸トランスポーター)で BBB を通過。
- したがって正解は選択肢 4。
