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■ 正解
1、3
■ 各選択肢の検証
1 レボセチリジンは、知覚神経のヒスタミンH₁受容体を遮断し、くしゃみを抑制する(正)
レボセチリジンは第二世代抗ヒスタミン薬であり、
・ヒスタミンH₁受容体遮断
・知覚神経へのヒスタミン作用を抑制
により、くしゃみ・鼻汁・鼻閉などのアレルギー症状を改善する。
→ 正しい。
2 クロモグリク酸は、CysLT₁受容体を遮断して眼のかゆみを軽減する(誤)
クロモグリク酸は肥満細胞安定化薬であり、
・ヒスタミン放出抑制
が主作用。
ロイコトリエン受容体(CysLT₁)遮断作用はない。
→ 誤り。
3 ラマトロバンは、TP受容体とDP₂受容体(CRTH2)を遮断し、鼻粘膜の炎症を軽減する(正)
ラマトロバンは、
・プロスタノイドTP受容体拮抗
・プロスタノイドDP₂受容体(CRTH2)拮抗
により、好酸球遊走や炎症反応を抑制する。
花粉症治療薬として使用される。
→ 正しい。
4 ナファゾリンは、α₁受容体を遮断して血管を弛緩させる(誤)
ナファゾリンはα₁受容体刺激薬であり、
・血管収縮
・鼻粘膜のうっ血改善
により鼻閉を改善する。
遮断ではなく刺激である。
→ 誤り。
5 トラニラストは、JAK阻害により炎症細胞活性化を抑制する(誤)
トラニラストは、
・肥満細胞からの化学伝達物質放出抑制
が主作用であり、JAK阻害薬ではない。
→ 誤り。
■ まとめ
・H₁遮断でくしゃみ抑制 → 1 正
・TP・DP₂(CRTH2)受容体遮断 → 3 正
・クロモグリク酸は肥満細胞安定化薬 → 2 誤
・ナファゾリンはα₁刺激 → 4 誤
・トラニラストはJAK阻害薬ではない → 5 誤
→ 正解は 1 と 3
