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■ 正解
2(②:胸骨の下半分)
■ 解説
成人に対する胸骨圧迫では、胸骨の下半分(lower half of the sternum) を圧迫することが国際ガイドライン(AHA/JRC)で推奨されている。
胸骨の下半分を圧迫する理由:
- 心臓(特に左心室)に最も効率よく圧力が伝わる
- 胸骨剣状突起を避けることで肝損傷のリスクを減らせる
- 胸骨上部よりも胸腔内圧が上昇しやすく、循環再開率が高い
図中の②が、胸骨体の中央よりやや下の位置に相当し、最適な圧迫部位である。
■ 各選択肢の検討
● 1:①(誤)
胸骨上部であり、心臓への圧力伝達が不十分。
● 2:②(正)
胸骨の下半分。ガイドラインで推奨される圧迫部位。
● 3:③(誤)
胸骨中央付近だが、やや上寄りで最適ではない。
● 4:④(誤)
剣状突起に近く、肝損傷の危険がある。
● 5:⑤(誤)
剣状突起そのものに近く、圧迫してはならない部位。
■ まとめ
- 成人CPRの胸骨圧迫部位は胸骨の下半分。
- 図中では②が該当。
- したがって正解は選択肢 2。
