

解答・解説を見る
■ 正解
2、3
■ 錠剤構造と図の読み取り
図1:
・外層部:ゆっくり溶出 → 徐放性層
・内核錠:すみやかに溶出 → 即放性層
図2:
・A:急速に高いピーク(約80 ng/mL)→ 即放性に近い挙動
・B:ゆるやかな上昇・低めのピーク・長く持続 → 徐放錠らしい挙動
■ 各選択肢の検証
1 スパンタブ型の錠剤である(誤)
スパンタブは中央が割れやすい構造の錠剤を指すが、
本問は「外層部+内核錠」の二層構造徐放錠であり、スパンタブとは異なる。
→ 誤り。
2 8分割した錠剤の血中濃度推移はAである(正)
8分割すると、外層・内核がバラバラになり、
徐放性構造が破壊され、実質的に即放性に近い放出となる。
その結果、急速な上昇・高いCmax・短い持続を示す A のようなプロファイルになる。
→ 正しい。
3 外層部は徐放性マトリックスである(正)
図1に「外層部:ゆっくり溶出」とあり、
外層が徐放性マトリックスとして機能していることを示している。
→ 正しい。
4 内核錠は徐放性コーティングされている(誤)
内核錠は「すみやかに溶出」とされており、
徐放性ではなく即放性である。
→ 誤り。
5 錠剤全体が腸溶性コーティングされている(誤)
問題文・図には腸溶性コーティングの記載はなく、
構造は「外層徐放+内核即放」の徐放錠である。
→ 誤り。
■ まとめ
・8分割 → 徐放性破壊 → 即放性に近い A → 2 正
・外層部は徐放性マトリックス → 3 正
→ 正解は 2 と 3
