問150 パーソナリティの認知におけるハロー効果の傾向を示す説明として、適切なの
はどれか。1つ選べ。
1 自分が考える自分の姿と他人に見える姿が一致している。
2 好ましい(好ましくない)特徴があると、その他の特徴も高く(低く)認識す
る。
3 最初に提示された情報が全体の印象を方向づける。
4 最後に得られた情報が全体の印象に影響を与える。
5 個人的経験から、Aという特性があると必ずBという特性があると認識する。
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■ 正解
2
■ ハロー効果とは
ハロー効果(Halo effect)とは、
ある一つの顕著な特徴が、その他の評価全体に影響を及ぼす認知バイアスのこと。
良い特徴があると全体を良く評価し、悪い特徴があると全体を悪く評価する傾向がある。
■ 各選択肢の検証
1 自分が考える自分の姿と他人に見える姿が一致している(誤)
これは自己概念と他者評価の一致に関する内容であり、ハロー効果とは無関係。
→ 誤り。
2 好ましい(好ましくない)特徴があると、その他の特徴も高く(低く)認識する(正)
これはハロー効果の定義そのもの。
例:
・「外見が良い人は性格も良い」と判断してしまう
・「一度失敗した人を全体的に能力が低い」と評価してしまう
→ 正しい。
3 最初に提示された情報が全体の印象を方向づける(誤)
これは初頭効果(primacy effect)であり、ハロー効果とは別の認知バイアス。
→ 誤り。
4 最後に得られた情報が全体の印象に影響を与える(誤)
これは新近効果(recency effect)であり、ハロー効果ではない。
→ 誤り。
5 個人的経験から、A という特性があると必ず B という特性があると認識する(誤)
これはステレオタイプ(固定観念)に関する説明であり、ハロー効果とは異なる。
→ 誤り。
■ まとめ
・ハロー効果=一つの特徴が全体評価に影響 → 2 正
・初頭効果(3)、新近効果(4)、ステレオタイプ(5)は別概念
・自己評価との一致(1)も無関係
→ 正解は 2
