
インスリン注射量の変更に関して適切なのはどれか。2つ選べ。
1 朝食直前のインスリン注射量を増量する。
2 朝食直前のインスリン注射量を減量する。
3 昼食直前のインスリン注射量を増量する。
4 夕食直前のインスリン注射量を増量する。
5 就寝前のインスリン注射量を減量する。
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■ 正解
3、4
■ 血糖値の読み取り
患者は 1 型糖尿病で強化インスリン療法(基礎+追加)を実施中。
血糖自己測定値から、どの食前インスリン量を調整すべきか判断する。
● 朝食前:100 mg/dL → 朝食後:160 mg/dL(上昇幅 60) → 良好(追加インスリン量は適切)
● 昼食前:110 mg/dL → 昼食後:220 mg/dL(上昇幅 110) → 昼食後血糖が高い → 昼食前インスリン不足
● 夕食前:140 mg/dL → 夕食後:240 mg/dL(上昇幅 100) → 夕食後血糖が高い → 夕食前インスリン不足
● 就寝前:160 mg/dL → 基礎インスリン(デグルデク)は過量ではない。
■ 各選択肢の検証
1 朝食直前のインスリン注射量を増量する(誤)
朝食後血糖は 160 mg/dL と良好。
→ 増量は不要。
2 朝食直前のインスリン注射量を減量する(誤)
朝食後血糖は高くないため、減量も不要。
3 昼食直前のインスリン注射量を増量する(正)
昼食後血糖 220 mg/dL と高い。
→ 昼食前インスリン(アスパルト)を増量すべき。
4 夕食直前のインスリン注射量を増量する(正)
夕食後血糖 240 mg/dL と高い。
→ 夕食前インスリンを増量すべき。
5 就寝前のインスリン注射量を減量する(誤)
就寝前血糖 160 mg/dL は高すぎず、低血糖の兆候もない。
→ 基礎インスリン(デグルデク)の減量は不要。
■ まとめ
・昼食後・夕食後血糖が高い → 昼食前・夕食前の追加インスリンを増量
→ 正解は 3 と 4
