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■ 正解
5(非晶質)
■ 解説
粉末X線回折(PXRD)は、物質の結晶性の有無を判定する代表的手法である。 結晶構造をもつ物質は、規則的な格子面によるBragg 反射が生じ、 鋭く高いピークが多数現れる。
一方、非晶質(アモルファス)は規則的な結晶格子を持たないため、 X線が特定の面で強く反射されず、幅広いブロードピーク(ハンプ状)を示す。
図のパターン 5 は、鋭いピークがなく、広がったピーク形状を示しており、 典型的な非晶質のX線回折パターンである。
■ 結晶 vs 非晶質の特徴(国家試験で狙われる点)
- 結晶質:鋭いピークが多数(明確なBragg反射)
- 非晶質:広がったブロードピーク、ピーク位置が不明瞭
- PXRDは結晶多形の判別にも用いられる
■ 各選択肢の検討(図のパターン番号)
● 1〜4(誤)
いずれも鋭いピークが多数あり、結晶性を示す。 結晶多形(ポリモルフィズム)の違いによるピーク位置の差が見られる。
● 5(正)
鋭いピークがなく、広がったハンプ状のパターン。 非晶質(アモルファス)の典型的特徴。
■ まとめ
- 結晶:鋭いピーク
- 非晶質:広がったブロードピーク
- 図の 5 が非晶質 → 正解は 5
