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■ 正解
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■ 解説
分析結果の評価では、真度(accuracy)と精度(precision)の2つを区別して考える必要がある。 本問では、同一検体から調製した多数の試料を1回ずつ測定し、その分布をヒストグラムで示している。
■ 真度と精度の定義
- 真度(accuracy):測定値の平均が真の値(100.0)にどれだけ近いか
- 精度(precision):測定値のばらつきがどれだけ小さいか(再現性)
したがって、真度・精度ともに高い測定とは、 ① 分布の中心が100に近い + ② 分布が狭い(ばらつきが小さい) という2条件を満たすものになる。
■ 各選択肢の検討
● 1:中心が100より低い(誤)
分布は比較的狭く精度は悪くないが、平均値が100より低く、真度が低い。
● 2:中心が100より高い(誤)
こちらも精度は悪くないが、平均値が真の値からずれており真度が低い。
● 3:ばらつきが非常に大きい(誤)
中心は100付近だが、分布が広すぎて精度が低い。 再現性が悪く、信頼性の低い測定。
● 4:中心が100付近で、ばらつきも比較的小さい(正)
真度(平均が100に近い)と精度(ばらつきが小さい)の両方を満たす。 最も信頼性の高い測定結果。
● 5:中心は100付近だが、極端に狭い(注意点)
見た目は精度が非常に高いが、実際の図では「中心が100からわずかにずれている」ため真度が十分でない。 また、極端に狭い分布は測定レンジや装置の分解能の影響である可能性もある。
■ まとめ
- 真度=平均値が真の値に近いこと。
- 精度=測定値のばらつきが小さいこと。
- 両方を満たすのは選択肢4。
