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■ 正解
2、5
■ 処方薬の確認
この患者は肺結核と診断され、以下の4剤併用療法:
- リファンピシン(RFP)
- イソニアジド(INH)
- ピラジナミド(PZA)
- エタンブトール(EB)
→ 結核治療の標準的「4剤併用療法(2HRZE)」に相当。
● 1 今回処方分で治療終了(誤)
結核治療は最低6か月行う。
・初期強化療法:2か月(4剤) ・継続療法:4か月(通常2剤)
→ 「30日分で終了」は明らかに誤り。
● 2 リファンピシンで尿・便が橙赤色に着色(正)
RFPの代表的な副作用。
・尿 ・便 ・汗 ・涙(コンタクトレンズ着色)
が橙赤色〜赤橙色になる。
→ 無害であることを説明しておくことが重要。
● 3 イソニアジドの副作用は高尿酸血症(誤)
高尿酸血症を起こすのはピラジナミド(PZA)。
イソニアジドの代表的副作用:
- 末梢神経障害(ピリドキシン欠乏)
- 肝障害
→ 記述は誤り。
● 4 ピラジナミドとチラミン食品の相互作用(誤)
チラミンとの相互作用(チーズ効果)は、 MAO阻害薬で問題となる。
PZAとは無関係。
● 5 エタンブトールの副作用は視力障害(正)
EBの重大な副作用:
- 視神経炎
- 視力低下
- 赤緑色覚異常
→ 服薬中は定期的な視力検査が必要。
■ まとめ
- RFP → 体液の橙赤色化(2 正)
- EB → 視力障害(5 正)
- 治療は長期(1 誤)
- INH の副作用は神経障害・肝障害(3 誤)
- PZA とチラミンは無関係(4 誤)
→ 正解は2 と 5
