第109回薬剤師国家試験 問121 国内HIV感染者の発生動向

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■ 正解
1、5


■ 各選択肢の検証

● 1 図1のAはHIV感染者、BはAIDS患者である(正)
図1では、上側の折れ線(A)がHIV感染者の新規報告数
下側の折れ線(B)がAIDS患者の新規報告数を示している。
国内統計でも、HIV感染者数 > AIDS患者数 という関係が一貫している。
→ 記述どおりで正しい。


● 2 2021年の新規報告数に占めるAIDS患者の割合は約80%である(誤)
実際には、AIDS患者の割合は20%前後であり、 「80%」というのは明らかに過大。
→ 誤り。


● 3 HIV感染者の年間新規報告数は女性の方が多い(誤)
国内のHIV新規報告は、毎年圧倒的に男性が多い
特に同性間性的接触による感染が多数を占めるため、女性が多いという記述は誤り。
→ 誤り。


● 4 図2の経路アは母子感染である(誤)
図2の経路ア(12.3%)は、国内統計の分類から考えると 異性間性的接触を指す。
母子感染は通常「その他」または「不明」に分類されることが多い。
→ 誤り。


● 5 図2の経路イは同性間の性的接触である(正)
図2の経路イ(71.6%)は、国内統計で最も多い感染経路である 男性間性交渉(MSM)を示している。
→ 記述どおりで正しい。


■ まとめ

  • 図1:A=HIV感染者、B=AIDS患者 → 1 正
  • 2021年のAIDS割合は約20% → 2 誤
  • HIV新規報告は男性が圧倒的に多い → 3 誤
  • 経路ア=異性間接触 → 4 誤
  • 経路イ=同性間接触(MSM) → 5 正

→ 正解は 1 と 5

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