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■ 正解
2、5
■ 各生薬の副作用の要点
生薬は天然物でも、副作用の特徴が明確に知られているものが多い。 特に、便通異常・電解質異常・心悸亢進などは国家試験で頻出。
● 1:カンゾウ → 高カリウム血症(誤)
カンゾウ(甘草)は偽アルドステロン症を起こし、
・低カリウム血症
・浮腫
・高血圧
を引き起こす。
「高カリウム血症」は逆なので誤り。
● 2:ダイオウ → 下痢(正)
ダイオウ(大黄)はアントラキノン系下剤として作用し、 腸蠕動を亢進させるため、
・下痢
・腹痛
が典型的副作用。
正しい組合せ。
● 3:オウゴン → 腸間膜静脈硬化症(誤)
腸間膜静脈硬化症を起こす代表はサンシシ(山梔子)。 オウゴン(黄芩)は肝障害や間質性肺炎が知られる。
よって誤り。
● 4:サンシシ → 胆汁うっ滞(誤)
サンシシの重大副作用は腸間膜静脈硬化症。 胆汁うっ滞は主な副作用ではない。
● 5:マオウ → 動悸(正)
マオウ(麻黄)にはエフェドリン類が含まれ、交感神経刺激作用を示す。
そのため、
・動悸
・血圧上昇
・不眠
などが典型的副作用。
正しい組合せ。
■ まとめ
・2:ダイオウ → 下痢(正)
・5:マオウ → 動悸(正)
・カンゾウは低K血症
・サンシシは腸間膜静脈硬化症
・オウゴンは肝障害・間質性肺炎
