第110回薬剤師国家試験 問230 SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の特徴

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■ 正解

1、3

■ 背景:SFTS(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)とは

SFTS はSFTSウイルス(ブニヤウイルス科)による感染症で、 ・致死率 10〜30% ・主にマダニが媒介 ・ヒトからヒトへは血液・体液で感染する可能性あり という特徴を持つ。


● 1:四類感染症で全数報告対象(正)

SFTS は感染症法で四類感染症に分類されており、 医師は診断した場合、全数報告が義務付けられている。


● 2:原虫による感染症(誤)

SFTS はウイルス感染症であり、 マラリアやトキソプラズマのような原虫感染ではない。


● 3:ダニが媒介する感染症(正)

主な媒介はフタトゲチマダニなどのマダニ。

野山での活動時は、ダニ対策(長袖、忌避剤)が重要。


● 4:ワクチンがある(誤)

現時点でSFTSワクチンは存在しない

予防はダニ対策が中心。


● 5:接触・血液感染のおそれはない(誤)

医療従事者が患者の血液・体液に接触して感染した例がある。

→ ヒトからヒトへの血液・体液感染の可能性あり


■ まとめ

・SFTS は四類感染症(全数報告)

・媒介はマダニ

・ワクチンなし、原虫ではなくウイルス、血液感染の可能性あり

→ 正しいのは1 と 3

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