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■ 正解
1、3
■ 食道静脈瘤の基本
食道静脈瘤は、主に門脈圧亢進症によって食道下部の静脈が拡張した状態。 最も多い原因は肝硬変で、破裂すると致死的な大量出血を起こす。
● 1:肝硬変患者に好発する(正)
食道静脈瘤の最大の原因は肝硬変による門脈圧亢進。 肝硬変患者では非常に高頻度で認められる。
● 2:硝酸薬が危険因子である(誤)
硝酸薬は門脈圧を下げる方向に働くため、 危険因子ではなく、むしろ治療に使われることがある。
● 3:門脈圧の上昇がみられる(正)
食道静脈瘤の本態は門脈圧亢進症。 肝硬変、肝線維化、門脈閉塞などで門脈圧が上昇し、 側副血行路として食道静脈が拡張する。
● 4:典型的な症状に呑酸がある(誤)
呑酸(胸やけ)は逆流性食道炎の症状。 食道静脈瘤は無症状のことが多く、症状が出るとすれば吐血・下血などの出血。
● 5:出血がなければ経過観察する(誤)
出血していなくても、食道静脈瘤は破裂予防が重要。 ・非選択的β遮断薬 ・内視鏡的結紮術(EVL) などで予防治療を行う。
「経過観察のみ」は誤り。
■ まとめ
・1:肝硬変に好発 → 正しい
・3:門脈圧亢進が原因 → 正しい
・2:硝酸薬は危険因子ではない
・4:呑酸は逆流性食道炎の症状
・5:未出血でも予防治療が必要
