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■ 正解
1、3
■ 背景:バルビツール酸系の退薬症状とは
フェノバルビタールはバルビツール酸系であり、 長期服用後の急激な中断や血中濃度の急低下により、 中枢神経系の過興奮(withdrawal)が起こる。
退薬症状は、ベンゾジアゼピンの退薬症状と類似し、 以下のような興奮症状が中心となる:
- 不安・焦燥
- 振戦(特に手指)
- 不眠
- 発作(重症例)
→ 今回の選択肢の中では1 と 3が該当する。
● 1 不安(正)
退薬症状の典型。
バルビツール酸系の中枢抑制が急に解除されると、 神経活動が過剰になり不安・焦燥・落ち着きのなさが出現する。
● 2 傾眠(誤)
傾眠は中枢抑制が強いときの症状であり、 退薬症状ではむしろ覚醒亢進が起こる。
● 3 手指振戦(正)
退薬症状の代表的な身体症状。
中枢神経の過興奮により、 手指の細かい振戦がよくみられる。
● 4 発疹(誤)
退薬症状とは無関係。
薬疹やアレルギー反応の所見であり、 フェノバルビタールの退薬とは結びつかない。
● 5 過度の心拍数低下(誤)
退薬では交感神経が亢進するため、 頻脈が起こりやすい。
心拍数低下は退薬症状として不適切。
■ まとめ
- バルビツール酸系の退薬症状は中枢神経の過興奮
- 不安(1)・手指振戦(3)が典型
- 傾眠・発疹・徐脈は退薬症状ではない
→ 正解は1 と 3
