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■ 正解
2(酸化マグネシウムの減量を主治医に提案)
■ 背景:患者の状況
・69歳男性、要支援2
・薬剤師が月1回訪問
・ヘルパー記録より「ここ1ヶ月ほど軟便が続いている」
・処方薬の中で最も下痢・軟便を起こしやすい薬剤は酸化マグネシウム
酸化マグネシウムは浸透圧性下剤であり、用量依存的に軟便・下痢を起こすことが多い。
● 1:水分摂取を控えるよう指導(誤)
高齢者に水分制限を行うと、脱水・便秘・腎機能悪化のリスクがある。
軟便の原因は薬剤性であり、水分制限は不適切。
● 2:酸化マグネシウムの減量を提案(正)
酸化マグネシウムは、
・1日6錠(330 mg × 6 = 1980 mg)
と比較的多めの量が処方されている。
軟便が1ヶ月続いていることから、薬剤性下痢が最も疑わしい。
→ 主治医へ減量または中止の提案が適切。
● 3:市販の止瀉薬を勧める(誤)
薬剤性下痢の可能性が高い状況で、勝手に止瀉薬を追加するのは不適切。
原因薬剤の調整が優先。
● 4:ファモチジンの増量を提案(誤)
ファモチジンは下痢の原因になりにくく、増量する理由もない。
● 5:ガランタミンの増量を提案(誤)
ガランタミンはむしろ下痢の副作用があるため、増量は逆効果。
■ まとめ
・軟便の原因 → 酸化マグネシウムの過量が最も疑わしい
・適切な対応 → 主治医へ酸化マグネシウムの減量を提案(2)
・止瀉薬の自己判断使用や水分制限は不適切