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■ 正解
5(甲状腺刺激ホルモン:TSH)
■ 症例のポイント
ペムブロリズマブ(抗PD-1抗体)は免疫関連有害事象(irAE)を引き起こすことがある。
本症例で確認された症状:
- 倦怠感
- 寒気
- 体重増加
- 徐脈(心拍42/分)
→ これらは甲状腺機能低下症(特に原発性)を強く疑う所見。
ペムブロリズマブのリスク管理計画にも、内分泌障害(甲状腺機能障害)が重要な特定リスクとして明記されている。
● 1:プロラクチン(誤)
プロラクチン上昇は下垂体腫瘍などでみられるが、本症例の症状とは一致しない。
● 2:テストステロン(誤)
性腺機能低下症の評価に用いるが、倦怠感・寒気・徐脈・体重増加とは結びつきにくい。
● 3:抗利尿ホルモン(誤)
ADH異常は低Na血症や多尿などの水分バランス異常を示すが、本症例の症状とは一致しない。
● 4:ゴナドトロピン(誤)
性腺機能の評価に用いるが、今回の症状とは関連が薄い。
● 5:甲状腺刺激ホルモン(TSH)(正)
倦怠感、寒気、体重増加、徐脈は典型的な甲状腺機能低下症の症状。
ペムブロリズマブは免疫関連甲状腺炎 → 甲状腺機能低下症を起こしやすい。
→ TSH測定は最優先で提案すべき検査。
■ まとめ
・ペムブロリズマブは内分泌障害(特に甲状腺機能障害)が重要な副作用
・本症例の症状は甲状腺機能低下症に典型的
→ 最も適切な検査はTSH(5)