第110回薬剤師国家試験 問332 国際大会出場選手に推奨できる一般用医薬品成分

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■ 正解

1、4(ブチルスコポラミン、ロラタジン)

■ 背景:国際大会に出場する選手 → ドーピング禁止成分に注意

スポーツファーマシストは、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)の禁止表を基に、 競技会中に禁止される成分を避ける必要がある。

この女性は「鼻づまり」「腹部症状」を訴えているため、 症状に合い、かつ禁止されていない成分を選ぶ必要がある。


● 1:ブチルスコポラミン(正)

・鎮痙薬(腹痛・腹部不快に使用)
・WADA禁止表では禁止されていない

→ 腹部症状に対して安全に使用可能。


● 2:ホミカ(誤)

・ストリキニーネを含む生薬
・中枢刺激作用があり、ドーピング禁止成分

→ 選手には絶対に推奨できない。


● 3:マオウ(誤)

・エフェドリン類を含む
競技会中は禁止(S6:興奮薬)

→ 鼻づまりに使われるが、選手には使用不可。


● 4:ロラタジン(正)

・第二世代抗ヒスタミン薬
・眠気が少なく、禁止成分ではない

→ 鼻づまり・アレルギー症状に安全に使用可能。


● 5:プソイドエフェドリン(誤)

・鼻づまり改善薬だが、尿中濃度が一定以上で禁止(S6)
・国際大会では特に注意が必要

→ 選手には推奨できない。


■ まとめ

国際大会に出場する選手に推奨できるのは:

  • ブチルスコポラミン(1):腹部症状に使用可
  • ロラタジン(4):鼻症状に安全

禁止成分:

  • ホミカ(2) → ストリキニーネ
  • マオウ(3) → エフェドリン類
  • プソイドエフェドリン(5) → 尿中濃度で禁止

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