

解答・解説を見る
■ 正解
2、3
■ 処方内容(ボノサップパック400)
1回分:
- ボノプラザン 20 mg(P-CAB)
- アモキシシリン 250 mg × 3
- クラリスロマイシン 200 mg
→ 1日2回、7日間のピロリ一次除菌療法。
● 1 ボノプラザンを噛む・砕くと効果減弱(誤)
ボノプラザンはフィルムコーティング錠であり、 腸溶錠ではないため、噛んでも効果が大きく減弱するわけではない。
ただし、基本はそのまま服用が推奨。
→ 「効果が減弱する」と断定するのは誤り。
● 2 腹痛・下痢はよくみられる副作用(正)
除菌療法では、
- アモキシシリン → 下痢・軟便
- クラリスロマイシン → 腹痛・吐き気
が比較的よく起こる。
→ 患者に事前に説明しておくべき内容。
● 3 味覚異常は数日で治まることが多い(正)
クラリスロマイシンの代表的副作用。
・金属味 ・苦味 ・味覚低下
などが起こるが、服用終了後数日〜1週間程度で改善することが多い。
→ 適切な説明。
● 4 服用期間中は激しい運動を控える(誤)
除菌薬に運動制限は不要。
→ 誤り。
● 5 薬を飲み終えたらすぐ除菌判定(誤)
除菌判定は、
服薬終了後4週間以上あけて
行うのが原則。
理由:
- P-CABや抗菌薬の影響で偽陰性が出る
→ 「すぐに判定」は誤り。
■ まとめ
- 腹痛・下痢はよくある副作用 → 2 正
- 味覚異常はクラリスロマイシンの副作用 → 3 正
- ボノプラザンは噛んでも効果減弱とは言えない → 1 誤
- 運動制限なし → 4 誤
- 除菌判定は4週間以上後 → 5 誤
→ 正解は2 と 3
