
解答・解説を見る
■ 正解
1、2
■ 各選択肢の解説
● 1:ポリカルボフィルカルシウムは酸でCa²⁺脱離 → 膨潤・ゲル化(正)
ポリカルボフィルカルシウムは、胃の酸性条件でCa²⁺が外れ、 腸管内で水を吸収して膨潤・ゲル化する。 これにより便の水分バランスを調整し、便秘・下痢の両方に有効。 記述は正しい。
● 2:ラモセトロンは5-HT₃遮断 → 大腸痛覚伝達抑制(正)
ラモセトロンは5-HT₃受容体遮断薬で、 求心性神経終末の5-HT₃受容体を遮断し、 大腸痛覚の伝達を抑制する。 下痢型IBSに使用され、記述は正しい。
● 3:メペンゾラートは5-HT₄刺激薬(誤)
メペンゾラートは抗コリン薬(ムスカリン受容体遮断)であり、 5-HT₄受容体刺激薬ではない。 アセチルコリン遊離促進作用もない。
● 4:トリメブチンはアドレナリン作動性神経のμ受容体刺激(誤)
トリメブチンは消化管のオピオイド受容体(μ・κ)に作用し、 運動亢進時には抑制、低下時には促進する「調整作用」を持つ。 アドレナリン作動性神経のμ受容体ではない。
● 5:リナクロチドは胆汁酸トランスポーター阻害(誤)
リナクロチドはGC-C受容体作動薬で、 cGMP増加 → 水分分泌促進 → 便通改善。 胆汁酸トランスポーター阻害薬ではない。
■ まとめ
1:ポリカルボフィルCa → 酸でCa²⁺脱離 → 膨潤・ゲル化 → 正しい
2:ラモセトロン → 5-HT₃遮断 → 痛覚伝達抑制 → 正しい
3:メペンゾラートは抗コリン薬
4:トリメブチンは消化管オピオイド受容体作用
5:リナクロチドはGC-C作動薬
