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■ 正解
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■ 各反応の正誤判定
● 1:末端アルキンのアルキル化(正しい)
NaNH₂ により末端アルキンを脱プロトン化 → アセチリドアニオン生成。
その後、CH₃CH₂Br と SN2 反応し、CH₃CH₂–C≡C–CH₃ が得られる。
示された生成物は正しい。
● 2:ヒドロホウ素化 → 酸化(正しい)
末端アルキンのヒドロホウ素化 → 酸化では、アンチマルコフニコフ付加 → アルデヒドが得られる。
示されている生成物(CH₃CH₂CH₂CHO)は正しい。
● 3:水銀触媒によるアルキンの水和(正しい)
内部アルキン + Hg²⁺/H₃O⁺ → ケトンが生成。
CH₃–C≡C–CH₂CH₃ → CH₃CH₂COCH₃(メチルエチルケトン)。
示された生成物は正しい。
● 4:リンドラー触媒による部分還元(誤り)
リンドラー触媒(Pd/CaCO₃ + キノリン)は、アルキンをシス(cis)アルケンに部分還元する。
しかし、示されている生成物はトランス(trans)型の構造になっており誤り。
正しい生成物: cis-CH₃CH=CHCH₃(cis-2-ブテン)
● 5:HCl 2当量付加(正しい)
アルキンに HCl を 2 当量付加すると、ジヒドロハロゲン化が起こり、 CH₃–C≡C–CH₂CH₃ → CH₃CH(Cl)CH(Cl)CH₃ が得られる。 示された生成物は正しい。
■ ポイント整理
- リンドラー触媒 → シスアルケン(trans ではない)
- BH₃ → 酸化 → アルデヒド(アンチマルコフニコフ)
- Hg²⁺ → 水和 → ケトン
- HCl 2当量 → ジヒドロハロゲン化
- アルキル化はアセチリドアニオンの SN2 反応
