第110回薬剤師国家試験 問231 SFTS予防に用いる虫よけ成分

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■ 正解

2、3

■ 背景:SFTSはマダニ媒介 → 虫よけ剤が重要

マダニ対策として推奨される虫よけ剤の有効成分は、 ディート(DEET)イカリジン(ピカリジン) の2種類。

どちらも国内で承認されており、マダニ・蚊・ブユなどに有効。


● 1:イミダクロプリド(誤)

ネオニコチノイド系の殺虫剤。 ペット用ノミ・マダニ駆除薬などに使われるが、 人の虫よけ剤の有効成分ではない


● 2:ディート(正)

国内で最も歴史のある虫よけ成分。

・マダニ ・蚊 ・ブユ ・アブ

など幅広く忌避効果を示す。

濃度が高いほど効果時間が延びる。


● 3:イカリジン(正)

ディートに次ぐ主要成分で、 皮膚刺激が少なく小児にも使いやすい

マダニにも有効で、SFTS予防に適切。


● 4:ジクロルボス(誤)

有機リン系の殺虫剤。 燻蒸剤(バルサン等)に使われるが、 人体に塗布する虫よけではない


● 5:ジフェンヒドラミン(誤)

抗ヒスタミン薬。 虫刺され後のかゆみ止めであり、 虫よけ効果はない。


■ まとめ

・SFTS予防 → マダニ対策 → 虫よけ剤が重要

・人に使用する忌避剤の有効成分はディート(2)とイカリジン(3)

・殺虫剤(1、4)やかゆみ止め(5)は虫よけではない

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