第110回薬剤師国家試験 問166 レンサ球菌に有効な抗菌薬

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■ 正解

3、4

■ 各選択肢の解説

● 1:セファレキシンはピルビン酸転移酵素阻害(誤)

セファレキシンは第一世代セフェム系β-ラクタム薬で、 作用はPBP(ペニシリン結合タンパク質)阻害 → 細胞壁合成阻害。 ピルビン酸転移酵素阻害ではない。

● 2:エリスロマイシンはジヒドロ葉酸還元酵素阻害(誤)

ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害するのはトリメトプリム。 エリスロマイシンはマクロライド系で、 50Sサブユニットに結合しタンパク質合成阻害を起こす。

● 3:アモキシシリンはPBPに共有結合 → トランスペプチダーゼ阻害(正)

アモキシシリンはペニシリン系β-ラクタム薬で、 PBPに共有結合し、 細胞壁合成に必要なトランスペプチダーゼ活性を不可逆阻害する。 記述は正しい。

● 4:クリンダマイシンは50Sサブユニット結合 → ペプチド転移阻害(正)

クリンダマイシンはリンコマイシン系で、 細菌リボソーム50Sサブユニットに結合し、 ペプチド転移反応を阻害してタンパク質合成を阻害する。 記述は正しい。

● 5:アジスロマイシンは30S結合(誤)

アジスロマイシンはマクロライド系で、 結合部位は50Sサブユニット。 30Sに結合するのはアミノグリコシド系やテトラサイクリン系。

■ まとめ

3:アモキシシリン → PBP結合 → 細胞壁合成阻害 → 正しい

4:クリンダマイシン → 50S結合 → ペプチド転移阻害 → 正しい

1:セファレキシンはβ-ラクタム薬

2:エリスロマイシンは50S阻害

5:アジスロマイシンも50S阻害

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