第110回薬剤師国家試験 問338 手袋の外し方(感染対策)で誤っている手技

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■ 正解
3


■ 症例の要点(感染対策の基本原則)

手袋の外し方は、感染対策の基本であり、 「汚染面(外側)に素手を触れない」 ことが最重要ポイント。

正しい手袋の外し方の流れ:

  1. 手袋の外側をつまんで片方を裏返して外す
  2. 外した手袋をまだ手袋をしている手で持つ
  3. 素手になった手は手袋の内側(清潔面)にのみ触れる
  4. 2枚をまとめて裏返しにして外す
  5. 廃棄 → 手指消毒

→ この原則に反するものが「誤り」。


■ 各選択肢の正誤

● 1 手袋の外側の手首のあたりを反対の手でつまむ(正)
最初の手袋を外す正しい手技。 外側(汚染面)を、まだ手袋をしている手でつまむのは正しい。


● 2 手袋を中表にして外し、まだ手袋を着用している手で外した手袋を持っておく(正)
これも正しい手技。 外した手袋は、まだ手袋をしている手で保持する。


● 3 素手になった手で反対側の手袋の外側をつまむ(誤)
最大の誤り。

素手は清潔面であり、 手袋の外側(汚染面)に触れると手指が汚染される

正しいのは:

  • 素手は手袋の内側(清潔面)に指を入れて外す

→ 感染対策上、明確に誤り。


● 4 手袋を引き上げるように裏返しにして外していく(正)
裏返しにして外すのは正しい手技。


● 5 外した後、2枚の手袋をひとかたまりにして廃棄し、手指消毒を行う(正)
廃棄 → 手指消毒は正しい流れ。


■ まとめ

  • 素手は汚染面に触れてはいけない
  • 選択肢3は素手で手袋外側(汚染面)に触れているため誤り
  • 他の選択肢はすべて正しい手技

正解は 3

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