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■ 正解
5(バリウム造影剤を用いる検査は受けないでください)
■ 背景:処方薬の確認
処方1:エナラプリル(ACE阻害薬) 処方2:メトホルミン(ビグアナイド系)
→ どちらも生活習慣病治療の初期薬として妥当。
薬剤師は、これらの薬の重大な副作用・注意点を正しく説明する必要がある。
● 1:まぶたや唇の腫れ(正しい指導)
エナラプリルの重大な副作用である血管浮腫の初期症状。
→ 早期受診が必要。
● 2:悪心・下痢(正しい指導)
メトホルミンの頻度の高い副作用。
→ 特に開始初期に多いので、指導として適切。
● 3:空咳(正しい指導)
ACE阻害薬の代表的副作用。
→ 持続する場合は薬剤変更(ARB など)を検討。
● 4:適度な水分摂取(正しい指導)
メトホルミンは脱水 → 乳酸アシドーシスのリスクがある。
→ 適度な水分摂取はむしろ重要。
● 5:バリウム造影剤を用いる検査は受けない(誤)
メトホルミンで注意すべきは、
ヨード造影剤(CTなど)であり、 バリウム造影剤ではない。
ヨード造影剤は腎機能を悪化させ、 メトホルミンの排泄低下 → 乳酸アシドーシスのリスクが上昇する。
→ バリウムは消化管造影剤であり、メトホルミンとの禁忌はない。
よって、選択肢5は不適切な指導。
■ まとめ
・エナラプリル → 血管浮腫、空咳に注意
・メトホルミン → 消化器症状、脱水、ヨード造影剤に注意
・バリウム造影剤は問題ない → 5 が不適切
