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■ 正解
4、5
■ 各選択肢の解説
● 1:有効成分5 mg・濃度2.5% → 質量偏差試験(誤)
日本薬局方では、以下の基準で試験法が決まる:
・含量が25 mg以上 または 濃度25%以上 → 質量偏差試験
・それ未満 → 含量均一性試験
本剤は 5 mg・2.5% → どちらも基準未満 → 含量均一性試験が適用。
よって誤り。
● 2:溶出試験法にパドルオーバーディスク法・シリンダー法・縦型拡散セル法(誤)
日本薬局方の溶出試験法は主に:
・パドル法
・バスケット法
・フロースルーセル法
パドルオーバーディスク法・シリンダー法・縦型拡散セル法は経皮吸収試験(皮膚透過)などで用いられる別の試験法。
よって誤り。
● 3:カールフィッシャー法=凝固点降下法でオスモル濃度測定(誤)
カールフィッシャー法は水分定量法。 ヨウ素と二酸化硫黄を用いた化学反応で水分量を測定する。
凝固点降下法で測るのはオスモル濃度であり、全く別の試験。
よって誤り。
● 4:エンドトキシン試験=ライセート試薬でグラム陰性菌由来エンドトキシン検出(正)
エンドトキシン試験は、カブトガニ由来のライセート試薬(LAL試薬)を用いて、 グラム陰性菌のリポ多糖(LPS)を検出・定量する試験。
日本薬局方の記述と完全に一致するため正しい。
● 5:注射剤の採取容量試験=表示量よりやや過剰に採取できることを確認(正)
採取容量試験は、容器入り注射剤について、
表示量を確実に採取できるよう、実際には少し多めに充填されていることを確認する試験。
日本薬局方の規定通りで正しい。
■ まとめ
・4:LAL試薬でエンドトキシン検出 → 正しい
・5:注射剤は表示量より少し多めに入っていることを確認 → 正しい
・1:5 mg・2.5% → 含量均一性試験
・2:挙げられているのは溶出試験法ではない
・3:カールフィッシャー法は水分定量法
