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■ 正解
2、4
■ 症例のポイント
・45歳女性、慢性的な片頭痛
・スマトリプタン錠:発作時頓用(処方1)
・バルプロ酸ナトリウム徐放錠:予防目的(処方2)
→ それでも「月4回以上通勤できないほどの発作」あり → 予防薬の見直し・追加が必要な状況。
● 1:セレコキシブ(誤)
COX-2選択的NSAIDsで、鎮痛薬。 片頭痛の発作時の疼痛緩和には使われることはあるが、 予防薬ではないため、本症例の「処方2の変更薬」としては不適切。
● 2:ガルカネズマブ(正)
CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)に対するモノクローナル抗体。 片頭痛発作の予防薬として使用される。
バルプロ酸で十分な効果が得られていない本症例に対し、 予防薬としての変更候補として適切。
● 3:エルゴタミン(誤)
片頭痛発作時に用いる急性期治療薬(トリプタンと同じく頓用)。 予防薬ではないため、処方2の変更薬としては不適切。
● 4:ロメリジン塩酸塩(正)
Ca拮抗薬系の片頭痛予防薬。 発作頻度が高い患者に対して、バルプロ酸の代替・追加候補となる。
本症例の「予防薬の見直し」という目的に合致し、適切。
● 5:ロキソプロフェンナトリウム(誤)
NSAIDsであり、鎮痛目的の発作時治療薬。 予防薬ではないため、処方2の変更薬としては不適切。
■ まとめ
・本症例で見直すのは「予防薬(処方2)」
・予防薬として適切:ガルカネズマブ(2)、ロメリジン(4)
・セレコキシブ、エルゴタミン、ロキソプロフェンは発作時治療薬であり不適切
