問 19 「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」において、摂取量を増やすことを目指す
栄養素として目標量が設定されているのはどれか。1つ選べ。
1 ナイアシン
2 ビオチン
3 カリウム
4 ナトリウム
5 リン
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■ 正解
3(カリウム)
■ 解説
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、栄養素ごとに 推奨量(RDA)・目安量(AI)・耐容上限量(UL)・目標量(DG) が設定されている。
このうち目標量(DG:Dietary Goal)は、 生活習慣病の予防を目的として、摂取量を増減させるべき栄養素に設定される。
DG が「増やす方向」で設定されている代表がカリウムであり、 高血圧予防の観点から摂取量を増やすことが推奨されている。
■ カリウムに目標量が設定されている理由
- ナトリウムの過剰摂取による血圧上昇を抑制
- 高血圧・脳卒中のリスク低減
- 野菜・果物摂取量の増加を促す政策的意義
そのため、カリウムは「摂取量を増やすことを目指す栄養素」としてDGが設定されている。
■ 各選択肢の検討
● 1:ナイアシン(誤)
ビタミンB群。DG(目標量)は設定されていない。
● 2:ビオチン(誤)
ビタミンB7。目安量(AI)はあるが、DG は設定されていない。
● 3:カリウム(正)
高血圧予防のため摂取量を増やすべき栄養素としてDGが設定されている。
● 4:ナトリウム(誤)
ナトリウム(食塩相当量)は減らす方向でDGが設定されている。
● 5:リン(誤)
リンは通常摂取過剰になりやすく、DG は設定されていない。
■ まとめ
- DG(目標量)は生活習慣病予防のための摂取量の指標。
- カリウムは摂取量を増やすべき栄養素としてDGが設定されている。
- したがって正解は選択肢 3。
