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■ 正解
2、4
■ 症例対照研究とは
疾患をもつ群(症例群)と、もたない群(対照群)を比較し、 過去の曝露状況を調べて原因を推定する研究デザイン。
まれな疾患の原因探索に適しているが、バイアスが入りやすい。
● 1:まれな疾患の研究には適していない(誤)
症例対照研究は、症例(患者)を先に集めるため、 まれな疾患でも研究しやすいのが最大の利点。
よって誤り。
● 2:バイアスが生じやすい(正)
症例対照研究は後ろ向きであり、
・リコールバイアス(思い出しの偏り)
・選択バイアス
などが入りやすい。
典型的な正しい特徴。
● 3:多数のアウトカムを扱える(誤)
症例対照研究はアウトカム(疾患)は1つに固定される。
複数のアウトカムを扱えるのはコホート研究。
● 4:後ろ向き研究である(正)
症例対照研究は、
・現在の疾患状態(症例/対照)を基準に
・過去の曝露を調べる
という後ろ向き研究(retrospective)。
正しい特徴。
● 5:大きなサンプルサイズが必要(誤)
症例対照研究は、症例を先に集めるため、 比較的少ないサンプルでも実施可能。
大規模サンプルが必要なのはコホート研究。
■ まとめ
・2:バイアスが入りやすい → 正しい
・4:後ろ向き研究 → 正しい
・1:まれな疾患に適している
・3:アウトカムは1つ
・5:少ないサンプルでも可能
