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■ 正解
3、5
■ 背景:本問で開始される薬剤は?
問250の流れから、この患者に新たに開始される内服薬はJAK阻害薬(例:トファシチニブ)が想定される。
JAK阻害薬は、潰瘍性大腸炎の難治例に用いられるが、特有の副作用があるため服薬指導が重要。
● 1:寛解維持期は隔日投与(誤)
JAK阻害薬は隔日投与ではない。
通常は1日2回投与で、寛解維持期も継続して服用する。
● 2:腎機能障害が現れやすい(誤)
JAK阻害薬の主要な副作用ではない。
注意すべきは感染症・帯状疱疹・脂質異常など。
● 3:脂質検査値の異常が現れる可能性(正)
JAK阻害薬では、
・LDL上昇
・HDL上昇
など脂質異常が比較的よくみられる。
→ 定期的な脂質検査が必要。
● 4:眠気が起こりやすい(誤)
眠気はJAK阻害薬の代表的副作用ではない。
● 5:感染症を起こしやすい(正)
JAK阻害薬は免疫抑制作用を持つため、
・帯状疱疹
・上気道感染
・肺炎
などの感染症リスクが上昇する。
→ 発熱や皮疹が出た場合は早めの受診が必要。
■ まとめ
・JAK阻害薬では脂質異常(3)と感染症リスク(5)が重要
・隔日投与ではない(1:誤)
・腎障害は主要副作用ではない(2:誤)
・眠気は代表的副作用ではない(4:誤)
