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■ 正解
2、3
■ 症例のポイント
・28歳女性、ストレス・免疫低下 → 帯状疱疹を発症 ・処方:バラシクロビル(抗ウイルス薬)、アセトアミノフェン(鎮痛) ・腎排泄型の薬剤であるバラシクロビルの副作用に注意
● 1 「出勤停止となる」 → 誤
帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化であり、 空気感染はしない(水痘とは異なる)。
・発疹部を覆えば通常は出勤可能 ・ただし水痘未罹患の妊婦や免疫不全者には注意
→ 一律に「出勤停止」とする説明は誤り。
● 2 「むくみ・尿量減少があればすぐ知らせる」 → 正
バラシクロビルは腎排泄であり、 腎機能低下時には血中濃度上昇 → 腎障害・神経毒性のリスクがある。
むくみ・尿量減少は腎障害の初期症状として重要。
→ 適切な指導。
● 3 「帯状疱疹は再発する可能性がある」 → 正
帯状疱疹はVZVの再活性化であり、 一度発症しても再発することがある。
特に:
- ストレス
- 疲労
- 免疫低下
が続くと再発リスクが上昇。
→ 患者教育として適切。
● 4 「水分摂取を控える」 → 誤
バラシクロビルは腎排泄であり、 水分摂取はむしろ必要(腎障害予防)。
→ 逆の説明であり不適切。
● 5 「痛みが強い時は患部を冷やす」 → 誤
帯状疱疹の痛みは神経痛であり、 冷却は痛みを悪化させることがある。
一般的には:
- 患部を清潔に保つ
- 衣類の擦れを避ける
- 必要に応じて鎮痛薬
が推奨される。
→ 冷却は適切な助言ではない。
■ まとめ
- 腎障害の兆候(むくみ・尿量減少)に注意 → 2 正
- 帯状疱疹は再発しうる → 3 正
- 出勤停止は必須ではない → 1 誤
- 水分は控えず、むしろ摂取 → 4 誤
- 冷却は痛み悪化の可能性 → 5 誤
→ 正解は2 と 3
