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■ 正解
1、4(ブチルスコポラミン、ロラタジン)
■ 背景:国際大会に出場する選手 → ドーピング禁止成分に注意
スポーツファーマシストは、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)の禁止表を基に、 競技会中に禁止される成分を避ける必要がある。
この女性は「鼻づまり」「腹部症状」を訴えているため、 症状に合い、かつ禁止されていない成分を選ぶ必要がある。
● 1:ブチルスコポラミン(正)
・鎮痙薬(腹痛・腹部不快に使用)
・WADA禁止表では禁止されていない
→ 腹部症状に対して安全に使用可能。
● 2:ホミカ(誤)
・ストリキニーネを含む生薬
・中枢刺激作用があり、ドーピング禁止成分
→ 選手には絶対に推奨できない。
● 3:マオウ(誤)
・エフェドリン類を含む
・競技会中は禁止(S6:興奮薬)
→ 鼻づまりに使われるが、選手には使用不可。
● 4:ロラタジン(正)
・第二世代抗ヒスタミン薬
・眠気が少なく、禁止成分ではない
→ 鼻づまり・アレルギー症状に安全に使用可能。
● 5:プソイドエフェドリン(誤)
・鼻づまり改善薬だが、尿中濃度が一定以上で禁止(S6)
・国際大会では特に注意が必要
→ 選手には推奨できない。
■ まとめ
国際大会に出場する選手に推奨できるのは:
- ブチルスコポラミン(1):腹部症状に使用可
- ロラタジン(4):鼻症状に安全
禁止成分:
- ホミカ(2) → ストリキニーネ
- マオウ(3) → エフェドリン類
- プソイドエフェドリン(5) → 尿中濃度で禁止