
解答・解説を見る
■ 正解
1、4
■ 基本事項の整理
・吸収線量(Gy):物質1 kgが1 Jのエネルギーを吸収したとき = 1 Gy
・等価線量(Sv):吸収線量 × 放射線加重係数
・実効線量(Sv):等価線量 × 組織加重係数
・確定的影響:しきい値あり(皮膚障害・白内障など)
・確率的影響:しきい値なし(がんなど)
・防護の三原則:時間・距離・遮へい(外部被ばく対策)
■ 各選択肢の解説
● 1:吸収線量の定義(正)
吸収線量は「物質1 kgが1 Jのエネルギーを吸収したとき=1 Gy」。 定義どおりで正しい。
● 2:実効線量は確定的影響のしきい値に用いる(誤)
実効線量は確率的影響(がんリスク)の評価に使う。 確定的影響の評価に使うのは吸収線量(Gy)。 よって誤り。
● 3:等価線量は組織加重係数を掛けて算出する(誤)
組織加重係数を掛けるのは実効線量。 等価線量は「吸収線量 × 放射線加重係数」。 よって誤り。
● 4:放射線加重係数はγ線よりα線の方が大きい(正)
放射線加重係数: ・γ線、X線:1 ・α線:20 → α線の方が圧倒的に大きい。 記述は正しい。
● 5:「時間・距離・遮へい」は内部被ばく低減に重要(誤)
三原則は外部被ばく対策。 内部被ばくでは「吸入防止・摂取防止・汚染除去」が重要。 よって誤り。
■ まとめ
1:吸収線量の定義 → 正しい
4:α線の加重係数はγ線より大 → 正しい
2:実効線量は確率的影響の評価
3:組織加重係数を使うのは実効線量
5:三原則は外部被ばく対策
