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■ 正解
3、4
■ 背景:ガスC(=塩素ガス)の測定
前問(問206)より、ガスCは塩素ガス。 塩素ガスの測定には、専用の検知管+真空方式ガス採取器を用いる。
● 1:冷蔵庫から出した検知管は直ちに使用できる(誤)
検知管は温度の影響を受けるため、 室温に戻してから使用する必要がある。
冷えたまま使うと変色反応が不正確になる。
● 2:両端を折った検知管を冷蔵保存できる(誤)
検知管は両端を折った時点で使用期限が極端に短くなる。 内部の試薬が空気に触れて劣化するため、保存は不可。
→ 折ったら必ずその場で使用する。
● 3:変色層の先端が斜めの場合、中間点を読む(正)
検知管の変色層は、ガス濃度によって境界が斜めになることがある。
その場合は、 斜め部分の中央(中間点)を読み取るのが正しい測定法。
● 4:真空方式ガス採取器は漏れ確認後に使用(正)
真空方式ガス採取器は、内部を減圧状態にしてガスを吸引する仕組み。
そのため、
・ピストンの戻り具合 ・シール部の破損 ・漏れの有無
を事前に確認しないと、正しい採取量にならない。
→ 使用前の漏れチェックは必須。
● 5:採取した空気を検知管に通す(誤)
真空方式ガス採取器は、
検知管を装着した状態で吸引する。
採取した空気を後から通す方式ではない。
■ まとめ
・検知管の読み取り → 斜めなら中間点(3)
・真空方式ガス採取器 → 使用前に漏れ確認(4)
・冷蔵直後使用・折った後保存・後通し方式はいずれも誤り
