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■ 正解
1、3
■ 症例の背景
55歳女性、BMI 約27(肥満気味)、運動習慣なし、糖分摂取多い。
測定値:
- 血圧 135/85 mmHg(高値)
- 空腹時血糖 120 mg/dL(境界型)
- HbA1c 5.8%(境界型)
- 総コレステロール 220 mg/dL(高値)
→ 生活習慣改善が必須で、トクホの正しい知識も必要。
● 1:適度な運動習慣を身につけ、適正体重に近づける(正)
肥満、高血糖、高コレステロールの改善には、
・運動習慣の確立 ・体重減少(5〜10%)
が最も効果的。
薬剤師として最も基本かつ重要な助言。
● 2:低タンパク質・高脂肪の食事(誤)
これは完全に不適切。
高脂肪食は脂質異常症を悪化させ、 低タンパク質は栄養バランスを崩す。
● 3:血糖値が気になる方には難消化性デキストリンのトクホ(正)
難消化性デキストリンは、
- 食後血糖上昇の抑制
- 食後中性脂肪の上昇抑制
が認められたトクホ成分。
→ 空腹時血糖 120 mg/dL の本症例に適切。
● 4:血圧が高めの方にはキシリトールのトクホ(誤)
キシリトールは虫歯予防の成分であり、 血圧とは無関係。
血圧トクホは、 ・GABA ・ラクトトリペプチド(VPP/IPP) など。
● 5:コレステロールが高めの方にはラクトトリペプチド(誤)
ラクトトリペプチド(VPP/IPP)は血圧低下作用のトクホ。
コレステロール低下のトクホは、
- 植物ステロール
- 大豆たんぱく
など。
■ まとめ
・生活習慣改善 → 運動+減量(1)
・血糖対策トクホ → 難消化性デキストリン(3)
・キシリトールは虫歯予防、ラクトトリペプチドは血圧用
→ 正しいのは1 と 3
