第110回薬剤師国家試験 問248 モダフィニルの服薬指導

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■ 正解

1、4

■ 背景:モダフィニルとは

モダフィニルは中枢神経刺激薬で、ナルコレプシーに伴う日中の過度の眠気(EDS)を改善する。

作用は比較的穏やかだが、依存性や中枢刺激作用に伴う副作用があるため、適切な説明が必要。


● 1:依存性が形成される可能性がある(正)

モダフィニルは依存性形成の可能性がある医薬品として知られている。

乱用リスクは高くないが、長期使用や自己増量は避けるべき。


● 2:空のPTPシートを回収する(誤)

PTP回収が義務づけられているのは、流通管理が必要な向精神薬(例:メチルフェニデート)など。

モダフィニルはその対象ではない。


● 3:脱毛の可能性がある(誤)

モダフィニルの代表的副作用ではない。

主な副作用は、頭痛・悪心・不眠・神経過敏など。


● 4:服用開始後、頭痛が生じる可能性がある(正)

モダフィニルの最も頻度の高い副作用のひとつが頭痛

軽度であれば経過観察、強い場合は医師へ相談が必要。


● 5:カフェイン飲料は避ける(誤)

カフェインと併用すると中枢刺激作用が増強する可能性はあるが、

「絶対に避けるべき」という指導内容ではない。

過量摂取を避ける程度の注意でよい。


■ まとめ

・モダフィニルは依存性の可能性あり(1:正)

・頭痛は代表的副作用(4:正)

・PTP回収は不要(2:誤)

・脱毛は代表的副作用ではない(3:誤)

・カフェインは「完全禁止」ではない(5:誤)

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