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■ 正解
4、5
■ 背景:処方薬の位置づけ
本問では、ナルコレプシー治療中の患者に対して追加された薬剤(処方2:クロミプラミン、処方3:メチルフェニデート)の作用機序を問う。
・クロミプラミン:三環系抗うつ薬(TCA)
・メチルフェニデート:中枢刺激薬(向精神薬)
この2剤の作用機序を正しく理解しているかがポイント。
● 1:GABA・ヒスタミン遊離促進(誤)
GABAやヒスタミンの遊離促進は、クロミプラミン・メチルフェニデートの作用ではない。
● 2:アデノシンA₁・A₂ₐ受容体遮断(誤)
これはカフェインの作用機序。
本問の薬剤とは無関係。
● 3:非特異的ホスホジエステラーゼ阻害(誤)
これはテオフィリンなどキサンチン誘導体の作用。
● 4:ドパミン・ノルアドレナリン再取り込み阻害(正)
メチルフェニデートは、
・ドパミン再取り込み阻害
・ノルアドレナリン再取り込み阻害
により中枢刺激作用を示す。
ナルコレプシーの眠気改善に有効。
● 5:セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害(正)
クロミプラミンは三環系抗うつ薬で、
・セロトニン再取り込み阻害(強い)
・ノルアドレナリン再取り込み阻害
を示す。
ナルコレプシーの情動脱力発作(カタプレキシー)改善に用いられる。
■ まとめ
・メチルフェニデート → DA/NA再取り込み阻害(4:正)
・クロミプラミン → 5-HT/NA再取り込み阻害(5:正)
・その他の選択肢は別薬の作用機序(誤)
