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■ 正解
4(脂肪酸結合 → アルブミン結合 → 持効化)
■ 処方1:インスリンデテミルの特徴
インスリンデテミル(レベミル®)は、 持効型(長時間作用型)インスリン。
持効性を示す最大の理由は、
インスリン分子に脂肪酸(ミリスチン酸)を結合させている
という構造上の工夫にある。
これにより、
- 皮下組織で自己会合(ヘキサマー形成)
- 血中ではアルブミンと可逆的に結合
→ 遊離型インスリンがゆっくりと放出される。
これが「持効性」の本質。
● 選択肢の検討
● 1 結晶化による溶解性低下(誤)
これはNPHインスリン(プロタミン結合)などの特徴。
● 2 安定した可溶性マルチヘキサマー形成(誤)
これはインスリングラルギン(ランタス)の特徴ではない。
デテミルはヘキサマー形成もするが、 持効性の主因はアルブミン結合。
● 3 等電点改変 → 微細沈殿形成(誤)
これはインスリングラルギン(ランタス)の作用機構。
pH4 の酸性溶液 → 生理的pHで沈殿 → 徐放。
● 4 脂肪酸結合 → アルブミン複合体形成(正)
インスリンデテミルの持効性の本質。
脂肪酸修飾により、
- 皮下で自己会合
- 血中でアルブミン結合
→ ゆっくりと遊離し、24時間近い作用を示す。
● 5 プロタミンとの複合体(誤)
これはNPHインスリンの特徴。
■ まとめ
- インスリンデテミルは脂肪酸修飾 → アルブミン結合で持効化
- グラルギンは沈殿形成、NPHはプロタミン結合
- 選択肢4が唯一デテミルの機構を正しく説明
→ 正解は4
