第110回薬剤師国家試験 問186 てんかん重積状態の初期治療薬

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■ 正解

2、4

■ 症例のポイント

・17歳男性、全般性強直間代発作が20分以上持続 → てんかん重積状態

・既往:てんかん(バルプロ酸でコントロールされていた)

・救急搬送時:けいれん持続 → 迅速な静注治療が必要

てんかん重積状態の第一選択は「ベンゾジアゼピン系の静注」

→ ジアゼパム、ロラゼパム が該当


● 1:メタンフェタミン(誤)

中枢刺激薬であり、てんかん発作を悪化させる可能性がある。 治療には絶対に使用しない。


● 2:ジアゼパム(正)

ベンゾジアゼピン系。 最も即効性があり、重積状態の第一選択薬として広く使用される。

静注で速やかにけいれんを抑制できる。


● 3:プロポフォール(誤)

全身麻酔薬で、重積がコントロール不能な場合に使用されることはあるが、 初期治療薬ではない


● 4:ロラゼパム(正)

ベンゾジアゼピン系。 ジアゼパムより作用持続が長く、重積治療の第一選択薬として推奨される。

静注で使用可能。


● 5:フェノバルビタール(誤)

バルビツール酸系抗てんかん薬。 第二選択薬として使用されるが、初期治療ではない


■ まとめ

・てんかん重積状態の初期治療 → ベンゾジアゼピン系静注

→ ジアゼパム(2)、ロラゼパム(4)が正解

・プロポフォール、フェノバルビタールは第二選択以降

・メタンフェタミンは禁忌

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