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■ 正解
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■ 背景:処方2はワルファリン
ワルファリンはビタミンK拮抗薬であり、
・出血の副作用
・ビタミンK摂取量の影響
が非常に重要になる。
そのため、服薬指導では出血兆候の早期発見が最優先。
● 1:青汁・クロレラを多めに摂取(誤)
青汁・クロレラはビタミンKが非常に多い。
ワルファリンの効果を弱めてしまうため、 「多めに摂取」は完全に不適切。
● 2:チーズを避ける(誤)
チーズはビタミンK含有量が少なく、 ワルファリンとの相互作用は問題にならない。
避ける必要はない。
● 3:便が黒くなったら医師・薬剤師に連絡(正)
黒色便(タール便)は消化管出血の重要なサイン。
ワルファリン服用中は、
・鼻血が止まらない
・皮下出血が増える
・血尿
・黒色便
などの出血兆候があれば、すぐに医療機関へ連絡する必要がある。
→ 出血リスク管理として最も重要な指導。
● 4:ビタミンKサプリを積極的に摂取(誤)
ビタミンKはワルファリンの作用を打ち消す。
サプリで積極的に摂取するのは完全に逆効果。
● 5:納豆を食べましょう(誤)
納豆には大量のビタミンKが含まれ、 ワルファリンの効果を著しく低下させる。
ナットウキナーゼの話とは関係なく、 ワルファリン服用中は納豆は禁止が基本。
■ まとめ
・ワルファリン指導の最重要ポイントは出血兆候の早期発見
・黒色便は消化管出血のサイン → 3 が最も適切
・ビタミンKを多く含む食品(青汁・クロレラ・納豆)は注意
