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■ 正解
5
■ 背景:処方1はサラゾスルファピリジン(SASP)
SASP は大腸に到達すると、腸内細菌のアゾ還元酵素によりアゾ結合(–N=N–)が切断され、
・5-アミノサリチル酸(5-ASA) ・スルファピリジン(SP)
の 2 つに分解される。
このうち、潰瘍性大腸炎に対して主たる抗炎症作用を示すのは 5-ASA。
■ 5-ASA(5-アミノサリチル酸)の構造の特徴
・ベンゼン環にアミノ基(–NH₂) ・カルボキシ基(–COOH) ・ヒドロキシ基(–OH)
が置換した構造。
→ 選択肢の中で、これに一致するのは選択肢5。
■ 他の選択肢が不適切な理由(概要)
・1〜4はいずれも 5-ASA の特徴である「アミノ基+カルボキシ基+ヒドロキシ基」を満たさない。
・特にスルファピリジン側の構造(ピリジン環+スルホンアミド)を示すものは、主たる活性成分ではない。
■ まとめ
・SASP は大腸でアゾ結合が還元 → 5-ASA が主たる活性成分
・5-ASA の構造を正しく示すのは選択肢5
