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■ 正解
3、4
■ 背景:提案された一般用医薬品の成分
・ピレンゼピン:抗コリン薬(M1選択的)で胃酸分泌を抑制
・メタケイ酸アルミン酸マグネシウム:制酸+粘膜保護
・炭酸水素ナトリウム:速効性の制酸薬
・ビオヂアスターゼ:消化酵素
これらの特徴を踏まえて、販売時説明として適切かどうかを判断する。
● 1:ピレンゼピンは胃酸を中和する(誤)
ピレンゼピンはM1受容体遮断薬であり、胃酸分泌を抑制する薬。
胃酸を中和するのは制酸薬(炭酸水素ナトリウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム)。
→ 作用機序が誤っている。
● 2:メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは便秘防止目的(誤)
メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは、
・制酸作用
・粘膜保護作用
を目的に配合されている。
ピレンゼピンの副作用である便秘を防ぐ目的ではない。
● 3:消化を促進する成分が含まれる(正)
ビオヂアスターゼは消化酵素であり、食物の消化を助ける。
→ 説明として正しい。
● 4:目のかすみ・異常なまぶしさが出ることがある(正)
ピレンゼピンは抗コリン作用を持つため、
・散瞳
・調節障害
が起こり、目のかすみ・まぶしさが生じることがある。
→ 副作用説明として適切。
● 5:2週間服用しても治らなければ継続(誤)
一般用胃腸薬は、通常2週間以内に症状改善がない場合は受診勧奨が必要。
継続を促すのは不適切。
■ まとめ
・消化酵素の説明(3)は正しい
・抗コリン作用による眼症状の説明(4)は正しい
・ピレンゼピンの作用機序(1)は誤り
・制酸薬の配合目的(2)は誤り
・長期継続の指示(5)は誤り
