問 24 オゾン層破壊作用はないが、地球温暖化の抑制を目的としてモントリオール議
定書キガリ改正(注) の規制対象となっているのはどれか。1つ選べ。
(注)モントリオール議定書キガリ改正:オゾン層を破壊する物質に関するモント
リオール議定書キガリ改正
1 ブロモフルオロカーボン
2 臭化メチル
3 クロロフルオロカーボン
4 ハイドロフルオロカーボン
5 ハイドロクロロフルオロカーボン
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■ 正解
4(ハイドロフルオロカーボン:HFC)
■ 解説
モントリオール議定書は、当初オゾン層破壊物質(ODS)を規制する国際条約だったが、 2016 年のキガリ改正により、オゾン層は破壊しないが地球温暖化を強く促進する物質(HFC)も規制対象に加えられた。
HFC(ハイドロフルオロカーボン)は、冷媒・発泡剤などに使用されるが、 地球温暖化係数(GWP)が非常に高いため、温暖化対策として段階的削減が求められている。
■ 重要ポイント(国家試験で狙われやすい)
- CFC・HCFC → オゾン層破壊あり → 旧来から規制対象
- HFC → オゾン層破壊なし → しかし GWP が高い → キガリ改正で新たに規制対象
つまり、「オゾン層は破壊しないが温暖化を促進する」=HFC が正解となる。
■ 各選択肢の検討
● 1:ブロモフルオロカーボン(誤)
臭素を含む ODS(オゾン層破壊物質)。 従来からモントリオール議定書で規制されている。
● 2:臭化メチル(誤)
強力な ODS。農業用くん蒸剤として使用されていたが、既に厳しく規制。
● 3:クロロフルオロカーボン(誤)
CFC。代表的な ODS。 オゾン層破壊作用があるため、キガリ改正以前から規制対象。
● 4:ハイドロフルオロカーボン(正)
オゾン層破壊作用はないが、GWP が高く温暖化を促進。 キガリ改正で新たに規制対象となった。
● 5:ハイドロクロロフルオロカーボン(誤)
HCFC。オゾン層破壊作用あり。 従来からモントリオール議定書で段階的削減対象。
■ まとめ
- キガリ改正はHFC(オゾン層は破壊しないが温暖化を促進)を新たに規制。
- CFC・HCFC は従来から ODS として規制されている。
- したがって正解は選択肢 4。
