

解答・解説を見る
■ 正解
3、5
■ 背景:本症例のポイント
・72歳男性
・処方1:ロスバスタチン(夕食後) → 飲み忘れ多い
・処方2:サキサグリプチン(朝食後) → 開始2週間
・3日前から腹部不快感(副作用欄に0.5〜2%未満で記載)
・薬局は地域連携薬局(=医療機関との情報共有が重要)
→ 副作用の可能性は「処方2:サキサグリプチン」が最も高い。
● 1:処方2の服用を直ちに中止(誤)
腹部不快感は軽度であり、薬剤師判断で中止指示は不可。
中止の判断は医師が行うべきであり、薬剤師は情報提供に留める。
● 2:残薬は薬局で対応できないので医師に相談(誤)
残薬調整は薬局で対応可能(残薬確認・調整は薬剤師の業務)。
→ 不適切。
● 3:処方1を朝食後に変更提案(正)
ロスバスタチンは食事の影響を受けにくく、服用時間の自由度が高い。
夕食後に飲み忘れが多い → 朝食後に変更することでアドヒアランス改善が期待できる。
→ 医師への提案として適切。
● 4:処方1の副作用発現の可能性が高い(誤)
ロスバスタチンの主な副作用は筋症状・肝機能障害であり、腹部不快感は典型的ではない。
→ 本症例の症状とは関連が低い。
● 5:処方2の副作用発現の可能性が高い(正)
サキサグリプチンの添付文書に、
「腹部不快感 0.5〜2%未満」
と明記されている。
→ 副作用の可能性があるため、医師へ情報提供するのは適切。
■ まとめ
・腹部不快感 → サキサグリプチンの副作用が疑われる(5:正)
・ロスバスタチンは朝食後へ変更提案が妥当(3:正)
・薬剤師判断で中止指示は不可(1:誤)
・残薬調整は薬局で対応可能(2:誤)
・ロスバスタチンの副作用とは考えにくい(4:誤)