糖尿病治療薬の作用機序


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■ 正解
3、4
■ 各選択肢の解説
● 1:グリクラジドはK⁺チャネルを開口(誤)
グリクラジドはスルホニル尿素薬(SU薬)で、 ATP感受性K⁺チャネルを閉口し、 脱分極 → Ca²⁺流入 → インスリン分泌促進を起こす。 「開口」は逆なので誤り。
● 2:ピオグリタゾンはPPARα刺激(誤)
ピオグリタゾンはPPARγ作動薬で、 アディポネクチン分泌増加 → インスリン抵抗性改善。 PPARα刺激でもなく、アディポネクチン低下でもない。
● 3:ボグリボースはα-グルコシダーゼ阻害(正)
ボグリボースはα-グルコシダーゼ阻害薬で、 小腸上皮の酵素を阻害し、 二糖類 → 単糖類への分解を抑制 → 食後血糖上昇を抑える。 記述は正しい。
● 4:ルセオグリフロジンはSGLT2阻害(正)
ルセオグリフロジンはSGLT2阻害薬で、 近位尿細管でのグルコース再吸収を抑制し、 尿中へ排泄させて血糖を下げる。 記述は正しい。
● 5:イメグリミンはインクレチン分解抑制(誤)
インクレチン分解を抑制するのはDPP-4阻害薬。 イメグリミンはミトコンドリア機能改善・インスリン分泌促進・肝糖新生抑制など多面的作用を持つが、 グルカゴン分泌促進はしない。
■ まとめ
3:ボグリボース → α-グルコシダーゼ阻害 → 正しい
4:ルセオグリフロジン → SGLT2阻害 → 正しい
1:SU薬はK⁺チャネル「閉口」
2:ピオグリタゾンはPPARγ作動薬
5:イメグリミンはインクレチン分解抑制ではない
