第110回薬剤師国家試験 問165 溶連菌咽頭炎

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■ 正解

2、4

■ 各選択肢の解説

● 1:空気感染が主な感染経路(誤)

A群溶血性レンサ球菌は飛沫感染・接触感染が主。 空気感染(空中を漂う微粒子による感染)が主ではない。

● 2:起因菌は血液寒天培地で溶血反応を示す(正)

A群溶血性レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)は β溶血(完全溶血)を示すのが特徴。 記述は正しい。

● 3:舌に白色水疱が特徴的(誤)

溶連菌咽頭炎では苺舌(いちご舌)が特徴で、 白色水疱は典型的ではない。

● 4:合併症として急性糸球体腎炎がある(正)

溶連菌感染後には急性糸球体腎炎(PSGN)を合併することがある。 特に咽頭炎後1〜3週間で発症することが知られており、記述は正しい。

● 5:自然治癒することはない(誤)

溶連菌咽頭炎は自然治癒することもあるが、 合併症(リウマチ熱・急性糸球体腎炎)を防ぐために抗菌薬治療が必要。 「自然治癒しない」は誤り。

■ まとめ

2:β溶血を示す → 正しい

4:急性糸球体腎炎を合併しうる → 正しい

1:飛沫・接触感染が主

3:特徴は苺舌、水疱ではない

5:自然治癒はありうるが治療は必要

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