第110回薬剤師国家試験 問258 点眼薬の内容から推定される治療中の眼疾患

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■ 正解

3(緑内障)


■ お薬手帳に記載されていた点眼薬

  • ラタノプロスト点眼液(PGF₂α誘導体)
  • ドルゾラミド塩酸塩点眼液(炭酸脱水酵素阻害薬)

→ どちらも眼圧を下げる目的で使用される薬剤。

この2剤を併用している時点で、 緑内障治療中である可能性が極めて高い。


■ 選択肢の検討

● 1 加齢黄斑変性(誤)

治療は抗VEGF硝子体注射など。 ラタノプロスト・ドルゾラミドは使用しない。

● 2 白内障(誤)

点眼治療は原則なく、手術が基本。 眼圧下降薬は使用しない。

● 3 緑内障(正)

ラタノプロスト:房水流出促進 ドルゾラミド:房水産生抑制

→ 緑内障治療の代表的組み合わせ。

● 4 ぶどう膜炎(誤)

ステロイド点眼や散瞳薬が中心。 眼圧下降薬は通常使用しない。

● 5 流行性角結膜炎(誤)

ウイルス性結膜炎であり、 抗炎症薬や抗菌薬点眼が中心。 眼圧下降薬は使用しない。


■ まとめ

  • ラタノプロスト+ドルゾラミド → 眼圧下降薬の組み合わせ
  • 眼圧下降薬を2剤併用する疾患は緑内障が最も典型
  • 他の選択肢は点眼薬の種類と一致しない

→ 正解は3(緑内障)

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