第110回薬剤師国家試験 問311 葛根湯の併用注意成分の判断

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■ 正解

4


■ この症例のポイント

来局者は葛根湯を服用中。 葛根湯の添付文書には、以下の成分が併用注意として記載されている:

  • 麻黄(エフェドリン類)を含む製剤
  • 交感神経刺激作用を持つ成分

葛根湯には麻黄(エフェドリン)が含まれるため、 同様の作用を持つ成分との併用で副作用(動悸、血圧上昇、不眠など)が増強する。


● 選択肢の成分を検討

1 ロキソプロフェン(NSAIDs) → 併用注意ではない

葛根湯との相互作用は特に問題なし。

2 ジヒドロコデイン(鎮咳成分) → 併用注意ではない

麻黄との相互作用は特にない。

3 d-クロルフェニラミン(抗ヒスタミン) → 併用注意ではない

眠気の増強はあり得るが、葛根湯の添付文書での併用注意ではない。

4 dl-メチルエフェドリン塩酸塩 → 併用注意(正解)

dl-メチルエフェドリンは交感神経刺激薬であり、 麻黄(エフェドリン)と作用が重複する。

→ 動悸、血圧上昇、不眠などの副作用が増強するため、 葛根湯の添付文書で併用注意に該当

5 グアイフェネシン(去痰薬) → 併用注意ではない

相互作用なし。


■ まとめ

  • 葛根湯には麻黄(エフェドリン)が含まれる
  • 同じ交感神経刺激作用を持つ成分は併用注意
  • dl-メチルエフェドリンが該当(4 正)

→ 正解は4

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