第110回薬剤師国家試験 問117 細胞周期とDNA量(フローサイトメトリー)

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■ 正解

3(領域C)

■ DNA量と細胞周期の基本事項

  • 蛍光強度は細胞内DNA量に比例する。
  • G₁期:DNA量 = 1倍(2C) → 最も低いピーク
  • S期:DNA量が1倍から2倍へ増加中 → 中間領域
  • G₂期・M期:DNA量 = 2倍(4C) → 最も高いピーク
  • したがって、G₂期は最大蛍光強度のピークに位置する。

■ 図の読み方

図には 3 つの領域がある:

  • 領域A:蛍光強度が低い → G₁期
  • 領域B:中間 → S期
  • 領域C:蛍光強度が高い → G₂期・M期

■ 選択肢の解説

● 1:領域A(誤)

領域Aは DNA量が1倍の G₁期。 G₂期ではないため誤り。

● 2:領域B(誤)

領域Bは DNA量が増加中の S期。 G₂期ではないため誤り。

● 3:領域C(正)

領域Cは DNA量が2倍の G₂期・M期の細胞が集まるピーク。 したがって正しい。

● 4:領域AとB(誤)

A=G₁期、B=S期であり、G₂期は含まれない。

● 5:領域AとC(誤)

AはG₁期、CはG₂期。 G₂期のみを問うため誤り。

■ まとめ

  • G₁期:DNA量1倍 → 低蛍光(領域A)
  • S期:DNA量が増加中 → 中間(領域B)
  • G₂期:DNA量2倍 → 高蛍光(領域C)
  • したがって正解は3(領域C)

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